2016年6月29日水曜日

コレステロールと腸内フローラ


HDLLDLLH

 コレステロールには一般的に総コレステロール、中性脂肪、HDLLDLで評価されます。
イラスト引用
HDLは善玉コレステロールと呼ばれるモノ、LDLは悪玉コレステロールと呼ばれています。受診機関により若干差異はありますが、それぞれ正常範囲が決められております。例えばHDL正常範囲4099.9LDL正常範囲65139などです。
 
 またLH比と言う言葉をご存知かと思いますが、LDL÷HDL=の値が2.0を超えると要注意とのことです。みなさん計算してみてください。このLHなるもの重要な値らしいです。またHDL40以下と低い人はタバコをやめるといっきに30ぐらいは向上します。タバコをやめた頃は70近くまでになりました。



腸内善玉菌がコレステロールを下げる


 腸内フローラでは腸内の余分なコレステロールを体外に排出しやすく変化させて排泄させる働きがあります。腸内フローラのバランスが崩れた状態が続くと、脂質代謝に異常をきたし、動脈硬化の原因となる高脂血症を引き起こすことになるとのことです。

 その働きを担っているのが乳酸菌です。乳酸菌がコレステロールを体外に排出するのです。またビフィズス菌は脂肪を分解して吸収できなくするのです。ヨーグルトやチーズなど動物性から摂取する方ががいいみたいです。そしてこれら乳酸菌などの善玉菌を増やすことがコレステロールを下げることにつながるのです。

 つまり腸内環境をよい状態にしておく必要がありめす。その為に善玉菌を増やす。善玉菌を増やすのにかかせないのが甘酒に含むオリゴ糖なのです。大腸菌やウェルシュ菌などの悪玉菌は酸を嫌います。乳酸菌は乳酸をビフィズス菌は乳酸と強い殺菌力のある酢酸を作ります。

 これらが悪玉菌を追い出して腸内環境を良い状態にします。ビフィズス菌は年齢と共に減っていきます。あかちゃんは99%がビフィズス菌ですが、成人で約10%、60歳をこえると1%まで減少するらしいです。加齢とともに減る善玉菌、腸内フローラの良好なバランスを保つにはこれらを減らさないことが重要です。

 ビフィズス菌以外に京都のお漬物すぐきのラブレ菌、ガゼイ菌は腸内環境改善の善玉菌として有名です。腸内フローラの研究が進むにつれてさらに有用な細菌が発見されることになるかも知れません。
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