2016年4月22日金曜日

腸内フローラ 3勇士!



オリゴ糖を摂る

飲む点滴 甘酒
 「こうじ菌と腸内フローラ」投稿の中で手軽に出来る甘酒の作り方をご紹介しておりますが、本格的に作りたい方の為に「ばあじーのおうちde料理セレクト」ブログの手作り甘酒でその作り方を紹介しています。

 甘酒に含まれるオリゴ糖は生きて腸まで届きます。腸内の善玉菌、特にビフィズス菌の好物なのでこの菌が増えて腸内環境の改善が期待されます。さらに脳の活性化やエネルギーの元になるブドウ糖も多く含んでいます。食物繊維やビタミン類など多く含みます。

これら栄養素が豊富なことが「飲む点滴」と言われる所以らしいです。

食物繊維を摂る

 食物繊維は腸内の悪玉菌が作る有害物質を排出する働きがあります。ご存知のように食物繊維には海藻類や果物類に含まれる水溶性食物繊維といも類や豆類、きのこ類などが含む不溶性食物繊維があり12の割合で摂るのが理想的と言われています。でも計算しながら食べられないですよね。

 しかし最適な食材があります。それがゴボウです。ゴボウには両方の食物繊維が含まれているそうです。日本では野菜ですが、原産地のヨーロッパでは薬用とされ、中国では漢方薬にされています。昔からその効能が認められていたのでしょう。

 食物繊維は水溶性と不溶性が13の割合で含まれ、サポニン、タンニン、クロロゲン酸などのポリフェノールも豊富、活性酸素除去で若返り効果もあるとのこと。

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発酵食品を摂る

 発酵食品には発酵の型が色々あります。乳酸発酵はまずヨーグルト類、たくさんの菌種があるので色々な菌を食べるようにするのが腸内環境改善のコツだそうです。次に納豆、藁や枯草に居る納豆菌によって発酵したのもです。ネバネバ成分のナットウキナーゼは有名です。

 それとお漬物、代表格のキムチは乳酸発酵のあと酢酸発酵に移行します。それで熟成されるほど酸味が増して来るのです。それと京都上賀茂辺りで作られるすぐき漬けです。これはラブレ菌による乳酸発酵食品です。腸内環境にも効果大として紹介されていますよ。

 麹発酵には前述の甘酒の他に味噌、醤油、日本酒などあります。酵母発行はビール、ワインなどですが、市販のモノは酵母は濾過されていますけれどね。

腸内環境のために

 オリゴ糖が摂れる甘酒は、1150g3食間に分けて食べます。お湯割りにするといいです。食物繊維は食前に摂ります。主食の前にゴボウなど野菜類、くだものなどを食べます。食前に食べると血糖値も抑えられるのでいいです。野菜やデザートは食前にたべるのが鉄則なのです。
 
 発酵食品は夕食後に食べるのが最適です。腸は夜中に活動するので就寝の2時間前に食べるのが一番いいと言われています。

免疫力をUPする


 加齢とともに免疫力は低下します。なんとなく体調が悪い、疲れがとれない、風邪などひきやいと感じるあなた!それは免疫力の低下かもしれません。

 免疫力とは免疫細胞の働きによる体の防衛力とのこと。体に侵入した病原菌やウイルスを撃退する力が弱くなっているのです。でもその免疫力を活発にすることで回復することができます。その鍵を握るのが腸なのです。腸には免疫細胞の60%が存在します。

 腸内フローラの善玉菌20%、日和見菌70%、悪玉菌10%のバランスを維持することが重要です。それには腸内フローラ3勇士(オリゴ糖、食物繊維、発酵食品)が働きかけるのです。



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2016年4月14日木曜日

酸化と腸内フローラ


からだは錆びついている!

 人は新鮮な酸素を取り入れることで生命を維持するエネルギーにしています。しかしそれによって活性酸素が作られます。これが身体が錆びる原因になります。錆びている程度は食生活や生活習慣によってかなり個人差があることがわかっています。

抗酸化作用 ルイボス茶
 腸内環境も同じく錆びていきます。放っておくとサビついて動かなくなります。それには悪玉菌が大きく関与しているのです。小生家では昔から緑茶かほうじ茶がメインです。数年前からその合間に「ルイボス茶」も飲用するようになりました。ヤカンで56分程煮つめます。マテ茶が流行っていた頃だったと思いますが、「ルイボス茶はノンカフェインで効能も色々あるよ」と聞いたからです。

 最近になってルイボス茶の効能をテレビでみました。なかでも注目したのは、「抗酸化作用」でした。活性酸素を抑える作用があるそうですよ。

抗酸化作用

 活性酸素も必要なモノなのです。しかし必要以上に作られると身体が酸化し老化が進みます。抗酸化作用とはこの不必要な活性酸素を抑える作用のことです。緑黄色野菜のβ-カロテンやポリフェノールがいいなどは抗酸化物質だからです。

 ルイボス茶もしかりです。紫外線、ストレス、喫煙、高コレストロールなどによって腸内に酸化がおこると腸内フローラのバランスが崩れてしまいます。樹木の新芽は薄緑を思い浮かべますが良く観察すると赤いです。これはポリフェノールで紫外線から守っているらしいです。自然の力はすごいですね。

 人にも自分で治癒する力が備わっているらしい。自然界のモノをうまく摂り入れることでその力を発揮するのです。だから摂りにくい成分はサプリで補うのも正解だと思います。

ルイボス茶の産地南アフリカ

 世界でただ一か所、南アフリカの内陸部で栽培されています。なぜかここでしか育たないそうですよ。
南アフリカは金やダイヤモンドなど産出する資源国でもあります。なかでもダイヤモンドの価格を左右すると言われる世界最大のダイヤモンド会社デビアス社の本社がヨハネスブルグにあります。採掘から小売まで手掛ける高級ダイヤモンドで有名な会社です。

黄金の輝き 純金
 19世紀ヨーロッパでダイヤモンドをポピュラーにしたのもこの会社とのことです。今では日本人も98%がダイヤを婚約指輪とするそうです。小生の南アフリカとの接点はルイボス茶と、少額のランド保有と金投資ぐらいですかね。そうそう家内の婚約指輪もダイヤでしたね。

 ルイボス茶は現地では昔から病気予防、不老長寿の薬として使われていました。お茶と名がついていますがマメ科の植物でチャノキとは異なります。ルイボス茶の期待できる効能はアレルギー症状緩和、美肌効果、活性酸素を抑える働きなどです。

水素水はルルドの泉にあり

 もう一つ活性酸素を抑えるモノに水素があります。フランスに水素を含む湧水で有名なルルドの泉があります。この水を飲むと病気が治る、元気になる、長生きすると言うことで大変な評判になりました。自然界には科学で証明されない不可思議があると長きにわたり言い伝えられて来ました。しかし科学者達が成分を調べるうち、泉に含まれる水素が影響していたとのことで話題になったのはつい最近のようです。

 水素は人には無害です。日本でも天然の水素水が湧き出ているところがあるらしいです。大分県日田市では海辺からそれが湧出していると聞きました。日田の天領水は人気ですものね。

 テレビでみたのですが、自宅の井戸水が昔からヌルヌルしていてそれで数十年も飲用ではなくて、洗車や水撒きに使っていました。何かいい成分が入っているような気がするとのことで水質分析をしたところ温泉成分があって「鉱泉である」と認定されたそうです。「自宅が源泉かけ流しの温泉になりました。」と言っていました。あなたの周りの湧水や井戸水など心当たりがあるなら一度水質分析をしてみればいかがでしょう。もしかしたら、、、です。

 水素水の大きな効能は活性酸素を減らして老化防止、脂肪代謝の働きかけなどいわゆる若返りを期待できることです。水素は物質を透過し空気中に逃げる性質があり、水素を残存させるのは非常に難しいことらしいです。

水素溶存率1位イズミオ http://hcc.to/cajqxjf


抗酸化作用で若返る

 腸内では水素が作られていて、健康な人とそうでない人では差がある。水素発生が多い人は健康な腸内フローラとのこと。どんな物質が影響しているかははっきりわかっていないらしいです。しかし水素が身体にいいのは間違いないようですね。

 激しい運動をすると、酸素がたくさん必要で多く取り入れるようになります。中高年齢になると加齢により身体内の抗酸化物質も減少します。それで激しい運動は活性酸素を増やす原因になりかねません。激しい運動は控えて適度な運動を心掛ける。抗酸化物質の豊富な食材を食すことです。

 抗酸化物質とは・フィトケミカル(植物性食品に含まれるモノ)・カロテノイド(緑黄色野菜のβカロテン、ほうれん草のルテイン、トマトのリコピンなど)・ポリフェノール(ブルーベリーのアントシアニン、お茶のカテキン、大豆のイソフラボンなど)・ビタミン類(ビタミンA、ビタミンE、ビタミンC)・CoQ10などです。

 また活性酸素に働きかけ若返りが期待できる水素水の効能とその事例が研究文献やテレビ等で報告されていることから、一度試す価値があると考えます。皆さんはいかがでしょうか?


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ライラック乳酸菌 生きて腸まで届く



2016年4月1日金曜日

こうじ菌と腸内フローラ

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こうじ菌が醸し出すスパークリンク

 乾燥米こうじを使って、スパークリンク白酒が出来ます。炊飯器で2合のごはんを炊きます。少し日本酒を入れて柔らかめに炊き上げます。
 ここから使う用具等は雑菌を抑える為、熱湯やアルコールで消毒します。
炊けたら樽(漬物用のプラスチック容器でOK)にとって、ペットボトル2Lの冷やしたミネラルウォーターを入れます。温度がちょうどぬるま湯ぐらいになるので、ここに米こうじ200gとヨーグルト種菌を入れてかき混ぜます。2024度ぐらいの室温にフタをして保管します

 半日程度で発酵がはじまり、23日でおさまります。表面に発酵熱が溜るので時たまかき混ぜてやります。発酵がおさまったら木綿袋に入れて搾りビン詰めします。冷蔵庫で冷やして飲みます。まだかすかに発酵しているのでスパークリンクとして楽しめます。名水の天然ミネラル水を愛飲されていたらそれの方がベターかなあ。

 ワイングラスが良く似合います。米の銘柄や水を変えたりしてオリジナルの美味しさを追求したり、また自分ブランド料理酒に仕上げたりするのも面白いです。
注);発酵はアルコールと炭酸ガスが生成されます。酒税法で1%以上のアルコールは認可がないと作れません。しかし一升瓶一杯も満たない量で個人的に楽しむのは許容範囲との解釈です。

こうじ菌の栄養パワー甘酒

 やっぱりアルコール醸造はいけないなと言う人は、手作りの甘酒にしましょう。巷では「お米のヨーグルト」とか「飲む点滴」と評判になっているみたいです。

その人気は甘酒の豊富な栄養にあります。ビタミンB1,B2,B6,B12類、葉酸、食物繊維、オリゴ糖など豊富に含みます。こうじ酸、乳酸菌なども含んでいます。これらは「腸内環境の改善」に役立つモノです。特にオリゴ糖は腸内の善玉菌が喜ぶ大好物で、善玉菌が増えていきます。

 割と簡単に出来る作り方を説明します。大き目の保温ポット(昔は魔法瓶といいました)を熱湯で温めておきます。お鍋にごはん200gと水600ccを入れて火にかけます。温度計で60℃になれば火を止めて、こうじ菌(乾燥麹でも可)を200g入れ再び火をつけて6063℃になったら保温ポットに写し約10時間保温します。60℃を維持するように保管して出来上がり、冷まして冷蔵庫に保管します。

 お米とこうじ菌が織りなす味はほのかに甘~い!です。そして栄養価が高いのです。お湯割り、水割りやストレートなどお好みでどうぞ。添加物は入っていないので45日ぐらいで飲むのがいいと思います。ごはんが余ったときなど経済的ですよね。

 こうじ酸と言う成分はメラミンの生成を抑える美白効果が確認されています。杜氏やお味噌職人さんが美白なのはこの影響らしいです。一気に飲んでも効果はありません。半年から1年間ぐらいかけて少量ずつ継続して飲むこが良いのです。
 
 市販のモノでもOKと思いますが、米と麹のみで発酵させて作られている甘酒に限ります。でもやっぱり無添加手作り甘酒が良いかと思いますよ。自宅で本格甘酒の作り方はこちらです。 


食物繊維とオリゴ糖

 便秘になると腸内に悪玉菌の餌となる食べ物かすが停滞し、さらにはインドール、スカトール、アンモニア、アミン、硫化水素等の有害物質が盛んに作られるようになります。これらの物質が腸から吸収されると少しずつ体内に蓄積され、健康を害するリスクが高まります。長い年月を経て生活習慣病の発症につながるといわれています。なるべく便秘にはならないよう常に心掛けたいです。

 バランスのとれた食事と排泄を習慣づけることや大食いを控えることは、腸内フローラのバランスを保つ大切な要素なのです。

 食物繊維には水溶性と不溶性があります。甘酒は両方を含みこれらを摂ることが大切とのことです。しかし量的にはそれほど多くないので他の食べ物からも摂ることが必要です。それには納豆が一番手頃かと思います。

 甘酒には善玉菌の餌となるオリゴ糖が豊富に含まれます。善玉菌を増やすのには大変有効です。腸は夜中に活動しています。それで甘酒は就寝の23時間前に摂るのがベターですが、一般的には夕食後にコップ一杯の甘酒と納豆をいっしょに食べるようにします。悪玉菌が作る有害物質にデトックス効果がある食物繊維と善玉菌へのオリゴ糖なる栄養源が腸内フローラ改善に有効な手段なのです。

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腸内フローラ改善に向けて。

①酸化した油を摂りこまない。α-リノレン酸を多く含み健康にいいとされる「エゴマ油」や「アマニ油」ですが気を付けたいことがあります。サラダなどにかけて召しあがっていると思いますが、開封した時から酸素に触れて酸化が始まっています。3040日以上経って酸化したモノは腸内環境にはよくありません。また温度を上げる天ぷらなど油モノはそれ以上によくありません。酸化が急激に始まっているからです。新しい油を使うようにして出来るだけ早く食しましょう。油は酸化し易いのです。

②身体を冷やさない。身体を冷やすことは腸内環境にも悪影響を与えます。身体を温める効果的なことは足の裏とお腹を冷やさないことだそうです。昔からある頭寒足熱や腹巻でお腹を保護したことなどは理に適っています。
中国にいた時レストランなどではビールは冷えていません。なまぬるいビールがでてきます。日本みたいにキンキンに冷えたビールはお腹に良くないと言って中国では冷やさないのです。これも先人からの良い継承です。最近は外国人向けに冷やしたビールも置いてあり「啤酒,我要冰的。」と言えば持ってきます。「没有!」ならあきらめてぬるいのを飲みます。
小生はヨーグルトもぬるめに温めますし、真冬はカイロをお腹に貼ります。重ね着の上から間接的にしていますが、温かいです。

③人工添加物は控える。忘れた頃に度々話題になるのが添加物です。添加物は加工食品に使われる発色剤、酸化防止剤、防腐剤などです。食肉加工品、練り製品、インスタント食品、カット野菜など出来合いモノに使われています。食べてもすぐには問題ないですが毎日何十年も続けていると体に蓄積するような気がしますよね。これらも腸内環境にはよくありません。
やはり幼児の時からお母さんの手料理を食べさせる食育も子育てには必要です。添加物表示を確認して自然物から抽出したものはまだましですかね。

ヨーグルトやお味噌、納豆は勿論、キムチ、しば漬け、すぐきなどのお漬物、小生の好物鮒ずしなど発酵食品は多く摂るようにしたいものです。最近テレビでやっていた「きざみ生姜の黒酢漬け」試しています。土生姜をみじん切りにして鹿児島産の黒酢で1日つけます。130g食べるとコレステロール値を下げる効果が期待できるとのことです。腸内環境にも良さそうなのでやっています!必須アミノ酸も豊富ですしね。

しば漬けとすぐき

すぐき漬け
千枚漬けと合わせて京都三大漬物と呼ばれています。
京都大原のしば漬けはなすと赤紫蘇と塩だけで漬け込んだもので乳酸菌が豊富です。7月ごろから出回りますが売り切れも早いです。すぐきはすぐき菜を塩で漬けたお漬物で上賀茂当たりで作られています。ラブレ菌と言う乳酸菌が豊富です。樽に棲みついているらしいです。12月ごろから出回ります。上賀茂神社の境内には天秤漬けの見本樽が展示されています。

京都お漬物のお土産なら「腸内環境」改善の観点からこれらをお勧めします。
すぐきを肴に自作甘酒を!なんてのは如何でしょうかね?



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